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CTスキャン

当院では、2024年8月にキヤノンメディカルシステムズ社製の16列マルチスライスCTを導入しました。

頭痛や、咳・息切れなどの肺の症状を詳しく調べるために、院内でCT検査を行っています。

撮影した画像は、病変の見落としを防ぐため、医師2名でダブルチェックしていますので、ご安心ください。

  • 16列マルチスライスCT
  • 2024年8月導入
  • 医師2名画像をダブルチェック
  • 当日結果をご説明
当院のCT装置(キヤノンメディカルシステムズ社製 16列マルチスライスCT)
キヤノンメディカルシステムズ社製 16列マルチスライスCT
(画像提供:キヤノンメディカルシステムズ株式会社)

CT検査とは

CT(コンピュータ断層撮影)は、X線を使って体の断面(輪切り)を撮影する検査です。
胸部レントゲンでは、骨や心臓と重なって見えにくい部分も、細かく確認できます。

撮影したデータから、縦・横・斜めの断面や、立体的な3D画像をつくることもできます。
寝台に横になっているだけで撮影でき、痛みはありません。撮影は数分で終わります。


当院のCTの特長

特長 1

AIの技術(ディープラーニング)で設計された「AiCE」を搭載

当院のCTには、キヤノンメディカルシステムズ社の画像再構成技術「AiCE(Advanced intelligent Clear-IQ Engine)」を搭載しています。

AiCEは、ディープラーニング(深層学習)を用いて設計された画像再構成技術(Deep Learning Reconstruction)です。画像のざらつき(ノイズ)を抑えながら、細かな部分まで確認しやすい画像をつくります。

そのため、被ばくに配慮した検査が可能で、低線量CT(胸部レントゲン1枚と同等の被ばく量におさえたCT撮影)にも対応しています。

※被ばく線量は、体格や撮影する部位・条件によって異なります。
※ディープラーニングは設計の段階で用いられた技術で、装置が自ら学習して性能が変わるものではありません。

AiCE(ディープラーニングを用いて設計された画像再構成技術)のイメージ
イメージ(画像提供:キヤノンメディカルシステムズ株式会社)

特長 2

3D画像で、骨の状態を立体的に確認

撮影したデータから3D(立体)画像をつくり、骨の状態を立体的に確認できます。

肋骨
肋骨の3D画像で、骨折の有無や場所を評価できます。胸をぶつけた後の痛みや、咳が続いたことによる骨折が気になるときにも役立ちます。

頭蓋骨〜頚椎(首の骨)
頭蓋骨から頚椎までの3D画像で、頭蓋骨骨折や変形性頚椎症の評価が可能です。

特長 3

解析ソフトで「肺気腫」と「内臓脂肪」を数値で評価

CT画像の専用解析ソフトを導入しています。

肺気腫の程度
肺の中で、肺胞の壁が壊れて空気が多くなった部分(低吸収領域)の割合を計算し、肺気腫の程度を数値で評価します。COPD(慢性閉塞性肺疾患)の評価や、経過をみるのに役立ちます。保険診療で行う胸部CTの中で評価するため、追加の料金はかかりません。

体脂肪・内臓脂肪
おへその高さの断面画像から、腹部の内臓脂肪と皮下脂肪の面積を測定します(自費:5,500円・税込)。

肺気腫の解析画像の例。肺の低吸収領域を色分けして表示している
肺気腫の解析画像の例。肺気腫が疑われる部分を色で示し、割合を数値で表示します(参考画像)

特長 4

医師2名によるダブルチェック

病変の見落としを防ぐため、撮影した画像は医師2名でダブルチェックを行っています。


CT検査でわかる主な病気

頭部CTの参考画像(横断像)

頭部CT

  • 脳出血・くも膜下出血
  • 慢性硬膜下血腫
  • 脳腫瘍
  • 脳の萎縮
  • 頭蓋骨骨折
  • 副鼻腔炎
胸部CTの参考画像(冠状断像)

胸部CT

  • 肺炎
  • 肺がんが疑われる影(結節)
  • 肺気腫(COPD)
  • 間質性肺炎
  • 気管支拡張症
  • 胸水・気胸
  • 冠動脈の石灰化(動脈硬化のサイン)

骨・からだ

  • 肋骨骨折(3D画像)
  • 頭蓋骨骨折・変形性頚椎症(3D画像)
  • 内臓脂肪・皮下脂肪の測定

※掲載している検査画像は、キヤノンメディカルシステムズ株式会社から提供を受けた参考画像です。
※発症して間もない脳梗塞や小さな病変などは、CTでは写りにくいことがあります。MRI検査が必要な場合は、適切な医療機関をご紹介します。


こんなときはご相談ください

  • 咳や痰が長引いている
  • 健診で、胸部レントゲンの異常を指摘された
  • 喫煙歴があり、肺の状態が気になる
  • いつもと違う頭痛がある、頭を強くぶつけた
  • 転んで胸や首を打ち、痛みが続いている
  • 内臓脂肪が気になる

CT検査が必要かどうかは、事前問診や診察のうえで医師が判断します。


検査の流れ

  1. 受付CT検査のための事前予約は必要ありません。通常どおり受付をお済ませください。
  2. 診察医師が症状やお体の状態を伺い、CT検査が必要かどうかを判断します。
  3. 撮影の準備撮影する部位の金属類(ネックレス、ヘアピン、眼鏡、入れ歯、ワイヤー入りの下着、カイロなど)を外していただきます。
  4. 撮影寝台に横になって撮影します。胸部の撮影では、合図に合わせて数秒間息を止めていただきます。撮影は数分で終わります。
  5. 結果のご説明撮影した当日に、医師が画像をお見せしながら結果をご説明します。
画像データのお渡し

ご希望の方には、CT画像のデータをお渡しできます。
画像データ印刷料:1,100円(税込)

他の医療機関からのご依頼

他院からのCT撮影のご依頼(ご紹介)にも対応しています。


検査の前にご確認ください

  • 妊娠中の方、妊娠の可能性がある方は、必ず事前にお申し出ください。
  • ペースメーカーなど、体内に植込み型の機器がある方は、事前にお知らせください。
  • 当院では、造影剤を使うCT検査は行っていません。造影検査が必要な場合は、適切な医療機関をご紹介します。

脳ドック・CTによる測定(自費)

健康保険が使えない自費の検査です。

検査の内容料金(税込)
脳ドック(頭部CT)頭部CTで、脳出血や脳梗塞の跡、脳腫瘍、脳の萎縮などがないかを調べます。 17,500円
内臓脂肪測定おへその高さの断面画像から、内臓脂肪と皮下脂肪の面積を測定します。 5,500円
肺ドック(胸部低線量CT)準備中現在、準備を進めています。 ―

※CT検査では、X線による被ばくがあります。妊娠中の方、妊娠の可能性がある方は、事前にご相談ください。
※頭部CTでは、脳動脈瘤や小さな脳梗塞など、MRI・MRAでないと分かりにくい病気もあります。
※内臓脂肪の面積が100cm²以上の場合、メタボリックシンドロームの診断基準で「内臓脂肪の蓄積あり」の目安とされています。
※検査で異常が見つかった場合は、保険診療での精密検査や治療、または専門の医療機関へのご紹介を行います。


よくあるご質問

CTの被ばくは大丈夫ですか?

CTはX線を使うため、被ばくがあります。当院では、医師が診察のうえで必要と判断した場合に撮影し、AiCEを用いて被ばく線量をおさえた撮影を行っています。ご不安な点は、遠慮なく医師にご相談ください。

予約は必要ですか?

CT検査のための事前予約は必要ありません。診察でCT検査が必要と判断した場合は、その日のうちに撮影し、当日に結果をご説明します。混雑状況により、お待ちいただくことがあります。

撮影した画像をもらえますか?

はい、お渡しできます。画像データ印刷料として1,100円(税込)がかかります。受付でお申し出ください。

ほかの病院の紹介で、CT撮影を受けられますか?

はい、他院からのCT撮影のご依頼にも対応しています。詳しくはお電話(092-791-3985)でお問い合わせください。


関連コラム

本ページは一般的な情報提供を目的としたもので、個々の診断や治療方針を示すものではありません。内容は掲載時点の情報にもとづいています。検査の必要性は、診察のうえで医師が判断します。被ばく線量は、体格や撮影する部位・条件によって異なります。掲載している製品画像・検査画像は、キヤノンメディカルシステムズ株式会社から提供を受けた参考画像で、当院で撮影したものではありません。ご不明な点は当院(電話 092-791-3985)までお問い合わせください。


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