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院長がプライマリケア認定医を取得しました

健康コラム

日頃より当院をご利用いただき、誠にありがとうございます。
福岡天神頭痛と肺のクリニックでございます。

このたび院長が、一般社団法人日本プライマリ・ケア連合学会の「プライマリ・ケア認定医」の認定審査に合格しました。日ごろ当院に足を運んでくださっている患者さんに、まずお礼を申し上げます。

聞き慣れない名前だと思います。この記事では、この認定がどういうものなのか、そしてそれが患者さんにとってどんな意味を持つのかを、できるだけ分かりやすくお伝えします。

「プライマリ・ケア」とは何か

体調を崩したとき、多くの方が最初に迷うのは「何科に行けばいいのか」です。

頭が痛い。咳が止まらない。夜よく眠れず、日中に強い眠気がある。健診で血糖値を指摘された。──こうした訴えは、病院の科目のようにきれいに分かれてはくれません。ひとりの体の中で、いくつもの原因が絡み合っています。

プライマリ・ケアは、その最初の入口を引き受ける医療です。ひとつの臓器を深く掘り下げるのではなく、症状のつながりと生活の背景まで含めて全体を眺め、「今、何を調べるべきか」「どこまでが当院で、どこからが専門の医療機関か」を判断します。地味に見えますが、患者さんが遠回りをせずに済むかどうかは、ここでほぼ決まります。

どういう医師が認定されるのか

プライマリ・ケア認定医は、研修を終えた若手がすぐに取れる資格ではありません。学会が公表している要件では、申請時点で臨床医としての活動歴が満7年以上あることが求められます。

審査の中身も筆記試験だけではありません。経歴書に加えて、6つの領域について、実際に自分が担当した患者さんの詳細な事例報告を提出し、そのうえで筆記試験に合格する必要があります。認定を受けた後も5年ごとの更新が必要です。

  • 臨床医としての活動歴が満7年以上
  • 6領域の詳細な事例報告の提出と審査
  • 筆記試験の合格
  • 5年ごとの更新

知識を問うだけの試験ではなく、実地の経験年数と、実際の診療内容そのものを第三者に審査してもらう仕組みだということです。(出典:日本プライマリ・ケア連合学会「プライマリ・ケア認定医」制度ページおよび新規申請要項)

この認定を受けている医師は、全国で2,415名です(【 年 月時点/出典:日本プライマリ・ケア連合学会】)。国内の医師は約34万7千人ですので(【厚生労働省 医師・歯科医師・薬剤師統計 令和 年】)、割合としてはおよそ0.7%にあたります。

外科医として16年。そのうえで、入口の医療を学び直した理由

院長はもともと外科医です。日本外科学会 外科専門医、日本呼吸器外科学会 呼吸器外科専門医として、16年にわたって臨床にあたってきました。肺の手術を担当し、CTや胸部エックス線の画像を、手術で実際に目にする所見と突き合わせながら読み続けてきた時間があります。

その経験を持ちながら、なぜ改めて「入口の医療」の認定を取ったのか。

外科の現場で強く感じたのは、病気が見つかるまでの道のりが長い患者さんが少なくないということでした。咳が続いていたが市販薬でしのいでいた。頭痛を我慢していた。いびきを家族に指摘されても放っていた。深くまで診る技術と同じくらい、最初に相談を受ける場所の判断が、その後を大きく左右します。

当院を「頭痛と肺のクリニック」としたのは、そのためです。手術室で培った画像の読み方と、入口で全体を診る考え方。その両方を持って診療にあたりたいと考えています。

この認定が、当院の診療にどうつながるか

1. 症状がまたがっていても、一度で相談できます

頭痛、長引く咳、いびきや日中の眠気、健診で指摘された血糖や体重。これらは別々の問題に見えて、つながっていることがあります。たとえば、睡眠時無呼吸が起床時の頭痛の背景にある場合があります。慢性的な咳が睡眠の質を落としていることもあります。

当院は頭痛・呼吸器・睡眠時無呼吸・生活習慣病を同じ診察室で続けて診られる体制です。「頭痛は頭痛の病院、いびきは別の病院」と分けずに済むことは、忙しい方にとって時間そのものの節約になります。

2. その日のうちに、方向性をお伝えします

院内にCTを備え、血液検査のCRPとHbA1cは当日に結果が出ます。胸部エックス線にはAIによる読影支援も導入しています。

「とりあえず様子を見ましょう」で終わらせず、その日に分かることはその日にお伝えする。これが当院の基本方針です。なお、症状によっては当日に診断が確定しない場合もあり、経過を追うことが必要な病気もあります。

3. 薬だけに頼らない選択肢があります

当院には公認心理師と管理栄養士が在籍しています。

痛み止めを飲む回数が増えてしまっている。CPAPが続かない。減量が思うように進まない。こうした場面は、処方だけでは動かないことが多くあります。生活の側からどう支えるかを、同じチームで一緒に考えられることが当院の特徴です。

これからも

認定を取ったから診療が急に変わる、というものではありません。ただ、「当院で診ること」と「専門の医療機関にお願いすること」の線引きを、より的確に行うための土台にはなると考えています。必要なときは、地域の医療機関へ責任をもっておつなぎします。

体調のことで「何科に行けばいいか分からない」と迷ったときは、まず当院にご相談ください。


ご予約・お問い合わせ

福岡天神頭痛と肺のクリニック
福岡県福岡市中央区天神2-14-13 天神三井ビル1階
電話:092-791-3985

診察のご予約はこちらから🌿

https://patient.digikar-smart.jp/institutions/626d04ef-a5e9-49cf-bb68-8a2644ee4661/reserve

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以上、【院長がプライマリケア認定医を取得したことのお知らせ】でした。

『福岡に医療で貢献する』ことを目標に、患者様へより良いサービスを提供できるように日々精進してまいります。

引き続き、福岡天神頭痛と肺のクリニックをどうぞよろしくお願いいたします。

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