日頃より当院をご利用いただき、誠にありがとうございます。
福岡天神頭痛と肺のクリニックでございます。
RSウイルス(RSV)は、乳幼児だけの病気ではありません。実は、高齢の方や持病(基礎疾患)のある成人が感染すると、インフルエンザと同程度に重症化し、入院や肺炎につながる恐れがあることがわかってきました。
当院では、最新の学会指針に基づき、RSVワクチンのご相談を受け付けています。「自分は打つべき?」「どんな効果があるの?」という疑問にわかりやすくお答えします。
1. 成人のRSウイルスはどれくらい「重い」のか?
RSウイルスは、健康な成人では「ひどい風邪」で済むことが多いですが、以下の方は注意が必要です。
• 入院のリスク: 国内の調査では、65歳以上で入院が必要になるケースや、入院した方のうち約7%が亡くなるという厳しいデータも報告されています。
• 持病の悪化: ぜんそくやCOPD(慢性閉塞性肺疾患)、心不全などがある場合、ウイルスそのものの炎症だけでなく、**「持病が一気に悪化する(増悪)」**引き金になるのがこのウイルスの怖さです。
2. 接種を検討すべきなのはどんな人?
年齢だけでなく、**「もし感染したときに入院のリスクが高いかどうか」**で判断します。
特に検討をおすすめする方
• 60歳以上の方(特に75歳以上の方は強く推奨されます)
• 60歳未満(50歳〜)でも、以下の持病がある方
• 肺の病気(ぜんそく、COPDなど)
• 心臓の病気(心不全、狭心症など)
• 糖尿病、慢性腎臓病、肝疾患
• 免疫力が低下している方、肥満の方、フレイル(筋力・活力の衰え)がある方
当院の考え方:「過去に肺炎で入院したことがある」「感染症をきっかけに持病の吸入薬や飲み薬が増えたことがある」という方は、優先的に接種を検討する価値があります。
3. ワクチンの効果と種類
現在、国内で使用できる主なワクチンは**「アレックスビー」と「アブリスボ」**です(今後mRNAワクチンも登場予定)。
• 何を防ぐのか?: 鼻水などの軽い風邪症状をゼロにするというより、**「肺炎などの重い下気道疾患」や「入院」を防ぐ効果(約80〜85%前後)**が非常に高いのが特徴です。
• 効果の持続: インフルエンザのように毎年打つ必要はなく、**現時点では「1回の接種」**で数シーズン効果が持続すると考えられています。
4. 副反応と安全性について
どんなワクチンにも副反応のリスクはあります。
• よくある反応: 接種した場所の痛み、だるさ、発熱。これらは数日で自然に軽快することがほとんどです。
• 稀な重い症状: 非常に稀(100万人に数人程度)ですが、神経の病気(ギラン・バレー症候群)などの報告があります。
当院では、患者様のこれまでのアレルギー歴や神経疾患の既往を伺った上で、「接種のメリット(重症化予防)」が「リスク」を上回るかを一緒に判断します。
5. 他のワクチン(インフル・コロナ)との兼ね合い
• 同時接種: 仕組み上、インフルエンザや新型コロナワクチンとの同時接種は可能です。
• 当院の対応: 同時接種による副反応(だるさ等)が重なるのが心配な方や、スケジュールに余裕がある方は、数週間あけての接種もご提案しています。
当院での「受診・相談の流れ」
まずは「相談だけ」でも構いません。ご自身のライフスタイルに合わせて最適な計画を立てましょう。
① 事前のチェック(診察時に伺います)
• 現在の持病(ぜんそく、心臓病、糖尿病など)
• これまでの感染症での入院・悪化歴
• 生活環境(施設にお住まい、お孫さんとよく会うなど)
② 診察と評価
聴診や酸素飽和度の確認、必要に応じて呼吸機能検査などを行い、現在の「肺や心臓の状態」を正しく評価します。
③ 方針決定
お体の状態とワクチンのメリットを天秤にかけ、納得いただいた上で接種を行います。
「自分にとってワクチンの優先順位は高いのかな?」と迷われている方は、ぜひ診察時に主治医へお気軽にご相談ください。
診察のご予約はこちらから🌿
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以上、【 のご案内】でした。
『福岡に医療で貢献する』ことを目標に、患者様へより良いサービスを提供できるように日々精進してまいります。
引き続き、福岡天神頭痛と肺のクリニックをどうぞよろしくお願いいたします。