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夏の疲れが残ると頭痛が長引く──“夏バテ型頭痛”の見分け方とケア

お知らせ

日頃より当院をご利用いただき、誠にありがとうございます。
福岡天神頭痛と肺のクリニックでございます。

1. はじめに──夏が過ぎても続く不調

猛暑を乗り切った後、「なんとなく体がだるい」「頭痛が治らない」と感じる方は多いです。これはいわゆる**「夏バテ」**の影響であり、体力や自律神経の乱れが頭痛を悪化させることがあります。

特に片頭痛や緊張型頭痛を持つ方は、夏バテが引き金となり症状が長引きやすいのです。

2. 夏バテと頭痛の関係

2-1. 脱水による血流低下

暑さで汗をかきすぎたり、水分補給が不十分だと、体内の水分と電解質が失われます。その結果、血液循環が悪くなり、脳への酸素供給が低下して頭痛が起こります。

2-2. 睡眠不足と自律神経の乱れ

熱帯夜が続くと睡眠の質が低下します。睡眠不足は自律神経を乱し、片頭痛や緊張型頭痛の頻度を増やします。

2-3. 栄養不足

暑さで食欲が落ちると、ビタミンやミネラルの不足が起こります。特にマグネシウム不足は片頭痛の誘因となり、ビタミンB群不足は疲労感や筋肉のこりを悪化させます。

3. 夏バテ型頭痛の特徴

• 夕方になると頭痛が悪化する

• 首や肩のこりと一緒に頭重感がある

• 食欲不振・倦怠感を伴う

• 水分不足のときに頭痛が強まる

• 夏が過ぎても頭痛が長引く

4. セルフケアのポイント

4-1. 水分+塩分の補給

• 水だけでなく、経口補水液や麦茶などを活用

• 汗をかいたときは塩分やカリウムを含む食品(梅干し、バナナなど)も摂取

4-2. 睡眠環境の改善

• 冷感寝具や扇風機を併用し、適温で眠る

• 就寝前のスマホ使用を控え、入眠リズムを整える

4-3. 食生活の工夫

• ビタミンB群:豚肉、卵、大豆製品

• マグネシウム:ナッツ、海藻、豆類

• クエン酸:レモン、酢を使った料理で疲労回復

4-4. 軽い運動とリラックス

• ウォーキングやストレッチで血流を改善

• 深呼吸やヨガで自律神経を整える

5. 危険な頭痛のサイン

夏バテ型頭痛と思って放置すると、重大な病気を見逃すことがあります。次のような頭痛は早急に医療機関へ。

• 今まで経験したことのない強烈な頭痛

• 急に発症し、吐き気や視覚異常を伴う

• 手足のしびれや麻痺を伴う

• 発熱や意識障害を伴う

6. 医療機関でできること

• 頭痛ダイアリーを活用した診断

• 適切な薬物療法(予防薬・急性期治療薬)

• 点滴や補液による脱水改善

• 栄養指導や生活習慣のアドバイス

7. まとめ

夏の疲れは秋まで尾を引き、頭痛を長引かせる要因になります。

「夏バテ型頭痛」は水分・栄養・睡眠の工夫で改善しますが、危険な頭痛を見分けることが何より大切です。

院長コメント

「夏バテは体のだるさだけでなく、頭痛や呼吸器症状の悪化にもつながります。自己流で放置せず、生活改善とあわせて必要に応じて受診することが大切です。当院では片頭痛や気象病、呼吸器疾患に幅広く対応していますので、安心してご相談ください。」

ご予約はこちらから🌿

https://patient.digikar-smart.jp/institutions/626d04ef-a5e9-49cf-bb68-8a2644ee4661/reserve

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以上、【夏の疲れが残ると頭痛が長引く──“夏バテ型頭痛”の見分け方とケア のご案内】でした。

『福岡に医療で貢献する』ことを目標に、患者様へより良いサービスを提供できるように日々精進してまいります。

引き続き、福岡天神頭痛と肺のクリニックをどうぞよろしくお願いいたします。

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