日頃より当院をご利用いただき、誠にありがとうございます。
福岡天神頭痛と肺のクリニックでございます。
新型コロナウイルスに感染した後、「咳だけがいつまでも残る」「夜中に咳き込んで眠れない」といった症状で悩まれる方が増えています。
これらは一般に「コロナ後遺症(Long COVID)」と呼ばれますが、実は「後遺症だと思っていたら、実は喘息や他の原因だった」というケースが少なくありません。
当院では、単に咳止めを処方するだけでなく、呼吸器専門の視点から「なぜ咳が続いているのか」を正しく評価し、最適な治療をご提案します。
- なぜコロナの後に咳が続くのか?
主な原因として、以下の3つのパターンが考えられます。 - 気道のダメージと過敏状態
ウイルスによって気道の表面が傷つき、冷気・会話・匂いなどのわずかな刺激で咳が止まらなくなる状態(咳受容体過敏)です。 - 隠れていた「喘息」の顕在化
最新の研究では、コロナ罹患後に新しく喘息を発症するリスクが約2倍になるという報告があります。元々喘息気味だった方が、感染をきっかけに悪化するケースも目立ちます。 - 他の病気の合併
鼻水が喉に落ちる(後鼻漏)、胃酸が逆流する(逆流性食道炎)などが咳の原因になっていることもあります。 - 放置しないで!チェックリスト
以下の症状に当てはまる場合は、早めの受診をお勧めします。
- [ ] 咳が3週間以上続いている
- [ ] 夜間から明け方にかけて咳がひどくなる
- [ ] 運動、会話、笑う、冷気などの刺激で咳き込む
- [ ] 喉に違和感があり、何度も咳払いをしたくなる
- [ ] 咳のしすぎで頭痛や睡眠不足がつらい
- [ ] 一度良くなったのに、再び咳が悪化してきた
⚠️ すぐに受診が必要なサイン- じっとしていても息苦しい
- 血痰が出る、強い胸痛がある
- 酸素飽和度(SpO2)が低下している
- 発熱が再燃し、ぐったりしている
- 当院の検査と評価アルゴリズム
「コロナ後遺症だから様子を見ましょう」で終わらせず、以下のステップで原因を特定します。
- Step 1:重大な病気の除外
胸部レントゲン等で肺炎や肺の線維化、その他の重い疾患がないかを確認します。 - Step 2:喘息(咳喘息)の評価
呼吸機能検査(スパイロメトリー)や呼気NO(一酸化窒素)検査を行い、「吸入ステロイド薬が効くタイプか」を判定します。 - Step 3:合併症のチェック
鼻症状や胃の症状、服用中のお薬(血圧の薬など)を詳細に問診し、咳を長引かせている“真犯人”を探します。
- 治療の方針
原因に合わせて「咳止め」以外の有効なアプローチを組み合わせます。

「咳と頭痛」の悪循環を防ぐために
咳で眠れないと睡眠不足から自律神経が乱れ、頭痛が悪化します。当院では呼吸器症状だけでなく、付随する頭痛や体調不良を含めてトータルでサポートいたします。
- 見通し(予後)について
統計では、コロナ後の慢性的な咳も、適切な評価と治療を行えば半年から2年かけて多くの方が改善に向かうことが分かっています。
「いつか治るだろう」と我慢せず、まずは専門的な検査で今の状態を整理することから始めましょう。
受診をご希望の方へ
「いつから」「どんな時に」「どのように」咳が出るかをメモしてお持ちいただくとスムーズです。
お困りの際は、お気軽に当院へご相談ください。
診察のご予約はこちらから🌿
https://patient.digikar-smart.jp/institutions/626d04ef-a5e9-49cf-bb68-8a2644ee4661/reserve

下記のQRコードよりアプリのダウンロードも大変便利です。

以上、【コロナ後遺症としての『長引く咳』でお困りの方へーその咳後遺症?それとも治療可能な喘息?ー のご案内】でした。
『福岡に医療で貢献する』ことを目標に、患者様へより良いサービスを提供できるように日々精進してまいります。
引き続き、福岡天神頭痛と肺のクリニックをどうぞよろしくお願いいたします。